数字/さんすう

やってて良かった!日本語とドイツ語のすうじ。


どちらの言語から先に、数字を覚えましたか?
これから「すうじ」を覚え始めるお子さんもいらっしゃるかと思います。

 

すうじ学びの第一歩。

「すうじ」に関しては、お住まいの場所(環境)や日常の言語によって、子どもの覚える言語の数字が主軸だと思っています。

最初は、すうじの「読み」、「書き」、「数」それぞれの認識も含めて、10までの数を紐付けしていくことが先決で、両言語で同時期に少しづつ数字を増やしていくような感じです。

言語の区別がついていれば、同時期に両言語で。

 

言語は、同時期に日本語、ドイツ語でも良いとは思いますが、一親1言語が基本。

同時に両言語で数字遊びを行うと情報量が過多になる恐れがあるので、集中して数字遊びをするのであれば、時間を分けて数字を紐付けていく方がベストだと思います。

また、カードや本を見ながら伝えるのも良いですが、街で散歩しながら、目に入る数字に親がどんどん反応して教えてあげる。

例えば、「5」を日本語で「5(ご)」だね!」って言ったり。

その際、言語自体の区別がついているのであれば、
その後に「ドイツ語では「5(Fünf)」というよ」っと説明するのもありだと思っています。
普段日本語で接している親は、言語の混乱を防ぐために事前に「日本語では〜。ドイツ語では〜。」と説明してから伝えるようにする方が混乱を防ぎます。

または、日本語を話す親は、ドイツ語を全く使わず、ドイツ語を話す親と保育園にドイツ語の数字を託すと言うのもありだと思います。

 

我が家の場合は、ドイツ語担当の夫は仕事で時間がなかなか取れないこともあり、私が数字の基盤のみ、ドイツ語のサポートしていました。もちろん、ドイツの保育園に通っていましたが、車のナンバーや標識等の数字に反応していきました。

すると、子どもは、どんどん吸収していくようで、両言語の「数字」を覚えていきました。

 

小学校入学前(Vorschule)には、どの程度できればいい? 

子どもの成長や興味、年齢(早生まれ、遅生まれ)など様々ですので、一概にどれが正解というのはないですし、ドイツの学校に入学したら教えてくれるので、出来ないことがあっても良いと思いますが、一般的に(Vorschulkinder)が出来たら良いとされているのは、州や学校によっても変動はあるようですが、「020くらいまで」と言われているようです。

例えば、日本語で数字を覚え始めているのであれば、だいたい020くらいまでを数えられる。認識できる。

ドイツ語も然り、020くらいまで数えることが出来たら良いと思います。

ドイツ語関していえば、不規則な1112までの数字は繰り返して、耳と口で覚えてしまう方が良いと思います。

13以降は、原則39の後に10(Zehn)を付けるだけなので、覚えたら簡単ですが、一部例外として1617は、読みが少し変化するので、注意しながら「20」まで出来たら良いと思います。

注意したい!ドイツ語のすうじの読み書き

 注意しなければならないのは「ドイツ語のすうじに関して」です。

数字は、ドイツ語と日本語とでは読み書きが逆になるため、念入りに繰り返す。

例えば、日本語で「21(にじゅういち)」は
ドイツ語で「21(アイン・ウント・ツヴァン・ツィッヒ Ein•und•zwanzig
と耳で聞くと、一桁目から二桁目と言うように読みます。

ですので、上の子は、ドイツ語で数字を書く場合に、例えば「13」と書きたいのに「31」になることがあります。

これに関しては、注意深く見ておくことが大事だと思います。

 

もっと大きな数字になると、親の私でさえも未だに混乱します。
ドイツで買い物の際、レジの方に「159€」と言われると、「195€」と思ってしまったり。。。

もうこれに関しては、慣れと繰り返し練習ですね!

 

5,6歳の入学前までに、0〜20の数字。

 個人差があると思うので、絶対ではないのですが、目安の参考として、両言語020くらいまでの数字の読み書きができたら、良いと思います。

数字は基本なので、ここから掛け算等の複雑な式や大きな数字が出てくるので、楽しみながら繰り返すに限ります。