ドイツ生活/旅行

子連れ長時間フライトに役立つ8アイテム。【幼児編】


年に
2回は、日本とドイツ間を飛んで、色々試してあって良かった!アイテムのご紹介。

日本とドイツ間のフライト約11時間。
特に、子どもが幼児の期間は、本当に毎回フライト前は胃が痛くなるほどです。
日本からドイツ入りするこの長時間をどう過ごすかで、到着後の開放感が違います。

子連れの長時間フライトは『何?この拷問!?』の連続。

兄弟2歳半違いの子ども連れフライトは、自分でやりたい期間とママと一緒にやりたい期間の子どもが融合した、通常のマニュアルも通用しないこと多発の時間!

そこで、約年に2回の長時間フライトを7年経験し、トライ&エラーで持ち物の断捨離をして残った選りすぐりの8アイテム。(幼児編)

 

  1. 耳抜きグッズ 

    小さなパウチに、キシリトール系のラムネ、飴、グミ。

    飛行機の離陸時に、子どもの耳抜きアイテムはとっても重要です。

    以前、まだ上の子が乳児の時に、父子だけ先にドイツ入りした際に耳抜きをうまく出来なかったらしく、ドイツ到着後に、耳から血が出ていたことがありました。
    その数時間後に、私もドイツ入りしてすぐに、現地の耳鼻科に行き診てもらい、大事には至らなかったのですが、耳抜きが原因だったようです。

    その経験から耳抜きアイテムは、大人用にもガムなど常に忍ばせています。

  2. 空の直接飲みのできる水筒 

    空の水筒は、子ども専用でも大人用でも。

    子連れだと、水などの中身が入っていても持ち込み可能な場合が多いですが、空の場合は問題なく持ち込み可能なので。

    機内で出されるコップだと、こぼれたり、トイレの移動時に色々気をつけなければならなかったりと不便もあるので、専用の350mlくらいのサイズの空の水筒があると喉を潤したり、水分補給にとっても便利です。

    最近では、ペットボトルでお水を渡される場合もありますよね。
    もちろん、空のペットボトルでも良いのですが、注ぎ口が大きな水筒だと機内でお水をもらうこともできますし、食事の際、コップではなく水筒にジュースを入れてもらうことも可能です。

    子どもは、なぜか機内のコップを使いたがるので、水筒はママ用になることが多いです。コップだとこぼれる心配をしすぎて、ゆっくり飲めないので、水筒を使用している方が安心でもあります。

    また、ストロー付きの水筒だと、気圧の関係で逆流したり、飲みにくいので、直飲み水筒がおすすめです。

    現地に着いてからも使えるので、軽くて漏れないものを。

  3. 気晴らしグッズ「お気に入りの『玩具』&3色ボールペンとメモ帳&iPad」 

    玩具類に関しては、以前は絵本からパズル、シールおもちゃなど、総動員していましたが…実際に使うのは、1,2個くらいでした。重い思いをしたのに。。

    機内でもちょっとしたおもちゃをもらえるので、目新しいおもちゃを用意するよりもここは「文明の力」を利用してipadお気に入りのおもちゃ1,2点に絞る
    おもちゃは、車が好きなら車12個。人形なら1つ。など。

    絵本に関しては、機内の音が大きくあまり読み聞かせが出来ない。
    パズルはピースがなくなる。お絵描きは、色鉛筆が転がる、などストレスが多い。
    兄弟がいると、ちょっとしたことを喧嘩に。

    もちろん、簡単なお絵描きグッズは持参するのですが、スーツケースの方に収納し、機内持ち込みは「3色ボールペンとメモ帳程度のお絵かきグッズ」

    そして、幼児とのフライトは、iPad様様です。(iPad1台なら、映画と交互にして使用)

    事前に、iPadフル充電をして、いくつかムービーやアプリをダウンロードして。
    長時間移動のみ解禁!
    その代わりに、空港内での時間は、(搭乗時間1時間前くらいから)キッズコーナーで思いっきり遊ばせます。

  4. 小腹を満たすスナック類 

    子どもの年齢にも依りますが、日本でもドイツでもほぼどちらもOKだった食品は、菓子パン、果物や野菜スティック(事前に皮剥き済)。それらをジップロックや透明のプラスチック容器に入れておきます。
    ドイツからのフライトでは、パウチ入りの果汁スムージーも。

    手荷物検査の際は、事前に子ども連れということを伝えて、耳抜きグッズを共にレールに乗せる。たいてい、機内持ち込み可能です!
    (※搭乗する空港会社に事前にご確認ください)

  5. 子供用ヘッドホン自分でやりたい!を実現。
    衛生的にも、飛行機専用のイヤホンは、自前のイヤホンやヘッドホンを持参する方が多くなってきたようです。それに、古いタイプの小さなイヤホンだと子どもは自分で耳にうまく入らないということ、や すぐに耳から落ちてしまうということも。

    そこで、子ども専用のヘッドホンなり、イヤホンを準備しておくと便利です。
    iPadにも使用できます!

    ヘッドホンだと持ち運びに、少しかさばりますが、子ども自ら装着できるので、45歳くらいのお子さんですと、あるとないでは全く違います。

    数分おきの「ママ、イヤホン取れちゃった〜やって〜!」の呼びかけから解放されます。

    また、専用ヘッドホンがあると、自分の世界に入るようで、静かに動画を見入っていました。

     

  6. 機内専用のもこもこ靴下 または、室内履き 

    機内の寒さ対策に、通常の靴下の上に履く『もこもこ靴下』。

    座席では靴を脱がせていますが、すぐに立ち上がったりするので、機内用のスリッパとして『もこもこ靴下』履かせています。

    スリッパだとうまく歩けなかったり、座席の下で行方不明になることがあるので、我が家はもこもこ靴下にしています。

    小さな子だとトイレにもそのままで行くことも。狭い機内では自分で靴の脱ぎ着が難しい時は、トイレまでそのまま行って、トイレ内はできるだけ抱っこで対応。

    自分で靴の脱ぎ履きができれば、トイレには靴を履くという流れ。
    もこもこ靴下は、座席や現地のホテル室内の室内履きというイメージです。

     

  7. 小さめレジャーシートかブランケット 

    子どもはすぐに椅子からズルズル降りたりと汚れが気になる時に、100Shopにある小さなレジャーシートまたは、薄いブランケットを席の前に敷いて、ちょっとした個人スペースに。

    機内の毛布を代用できますが、寒い時に通常通りブランケットとして使用したいので、自らシートを持参。

    ※ルフトハンザは、空気を入れて使うフットレストが使用できなかったので、この方法に行きつきました。

     

  8. 衛生グッズ最後は、持っているとやっぱり安心!

    普段持ち歩いているウェットティッシュやアルコールに、ビニール袋ロール。
    おむつ中の子には、おむつ一式。お着替えアイテム。

     

    ビニール袋に関しては、日本ではなかなか見当たらないのですが、ドイツでロール状の35Lビニールを購入して使用しています。子どもが乳幼児の時には、おむつ用のゴミ袋として、おむつを卒業してからは使う機会がグッと減りましたが、ゴミ袋や濡れたものを入れる袋として。 

    日本だと、ペットのお散歩用ビニールとして販売しているようですが、コンパクトで便利なのでおすすめです。 

    そして、あとは子ども用のマスク。(数枚)
    ウィルス対策としても、乾燥対策としても、欠かせないアイテムになりました。
     

長時間フライトは「フライト時間を逆算しながら、まだかまだかと過ごす時間」でもあり、「子どもが静かになって…自分も少し寝た方がいいのに観たい映画を観て過ごす時間」でもあり…いかに、その時間を快適に過ごすかで、到着後の精神状態が変化します。(大袈裟ではなく!)

長い戦(フライト)後、独身時代には感じられなかった達成感にも近い開放感を共に味わいましょう!そして、また自由に世界を旅することができる日々が訪れますように。