「ひらがな」の読みはほぼマスター!次は「書き方」。
日本の小学校では、ひらがなの書き方を授業で行いますが、ドイツ学校に通っていると書く量は十分ではないと思います。
ですので、公文のように何度も繰り返し文字を書き練習することが一番なのですが、飽きてしまうのが正直なところ。
最初は、自分の名前や家族の名前(おかあさん、おとうさんでもO K)など、身近な名前をひらがな書きすることをお勧めします。
ほとんどの文字が、書くことで書き順が身に付く(例外あり!)
ひらがなのほとんどの文字が繰り返し書くことで、書き順の練習になります。
ただ子どもによっては「よ」を縦からから書いたりすることがあります。その他にも、書きづらいだろうに「か」を縦の斜めから書いてみたり…。
そこで、1冊ひらがなの書き方練習帳(何度も書けるものがベスト)を購入して1日1、2ページで良いので、ひらがなの書く練習を心がけます。
ただ、最初のうちは常にそばで書き順を見ていてください。
なぜなら…簡略化してしまうことがあるからです!
ずる賢い!ロジカル書き。
食事の前に、ひらがな書きをやっていたのですが、ちょっと目を離した隙に、「な」の文字の横棒「―」だけをまず書いて、次に縦棒「/」を、そして、次に「`」最後にくるりの部分「〆」を書いていたのです。
工場の流れ作業のように…笑
子どものペースに合わせて「文字の練習」。
この毎日の書き方練習は、子どもにとって「書き順の練習」ではなく、ページを埋める作業になっていたのです。ですので、1日のペースを落として、集中して文字を書けるように1日おきにしたりと工夫が大事だということを実感した経験になりました。
この経験があったからこそ、常に「書き練習」の際は、そばで「書き順」をサポートするようになりました。
「文字」は、ツールで使えてこそ意味を持つ。
好きな子へのラブレター、おじいちゃんおばあちゃんへのお手紙、クリスマスの欲しいものリスト…など、自分で「文字を書きたい!」が見つかれば、文字が鏡文字になったり、書き順ぐちゃぐちゃでも、見様見真似で書いていく。
書きたい!があれば、自然に鉛筆を持つし、書いていく。
その(見様見真似でも)「書きていくこと」が一番大事で、いつでも子どもが文字が書けるように、手が届くところに落書き帳やメモ帳を置いておいたり、または、お気に入りの自分だけのノートを用意したりするだけでもいいと思います。
そのノートに、歯医者でもらったシールや覚えたての文字、謎の数字など…書き留めていくでしょう。
最初のうちは、間違えだらけ!
親としては、鏡文字や書き順を直したい気持ちがふつふつ出てくるけれど…
「にほんご」大好きで書きたい!読みたい!という子は良いのですが、学校ではドイツ語のアルファベットを主体に学んでいるので、自宅では「にほんご」が苦手にならないように…。
そして、名前だけでも正しく書けていればO K!と寛大な気持ちで、見守りながら、子どもが少しづつ書きながら、覚えていくことをサポートしましょう。
「はらい」「とめ」「おれ」「はね」「まがる」は、子どものやる気に合わせながら、徐々に伝えていく。真面目にちゃんと書きたい子もいれば、まずは形だけ書ければよいという子がいる。
我が家の場合は、後者でした。ですが、後々「文字汚くて読めない」ことがあり、正しく書かないと読めないことがあるということを知り、ちゃんと書こうと思うようになったようです。(汗。まさに、経験から学ぶですね!)
文字が書けていくようになると自信が着き始めるので、少しづつ鏡文字や書き順を修正していくことがベストだと思います。