日本に住んでいると、ドイツでの生活が薄れていきます。
特に、イベントごとになると、生活様式も全く異なるのでドイツの習慣が疎かになることも。
日本での生活は、便利で安全な面が大多数ですが、美味しいチーズや乳製品の飲み物など、簡単に手に入らないことや季節のイベントのアイテムが手に入りづらいことが多々あります。
それぞれのクリスマスの捉え方
代表的なものが、クリスマス。
ドイツでは、Weihnachtenと言いますが、現地では1stアドベントの時期に合わせて、クリスマスマーケットが開催し、そこでイヴの約2週間前に本物のもみの木を購入し、自宅でオーナメントを飾ります。
その間に、クッキーを焼いたり、12月6日にはニコラウスが来たり。週末には、アドベントクランツのキャンドルに火を灯し、家族や友人とケーキを食べる。
スーパーには、胸焼けしそうなくらいのサンタのチョコレートが登場し、朝一のMarkt(市場)や花屋では、アドベントクランツや、クリスマスを代表する花ポインセチアが並び始めます。パン屋さんでは、普段より種類の多いケーキやタルト、クッキーが山盛りに陳列。
毎週末、クリスマスプレゼントの買い物に追われて、帰ったらアドベントを楽しみお茶をする。
子どもたちは、12月に入るとアドベントカレンダーを開けて、小さなお菓子やおもちゃを楽しみ。(最近では、日本でもその習慣が入ってきているようですね!)もこもこのスノースーツとスノーブーツを合わせ、日照時間の短い1日を指折り数えながら過ごす。こんな風に書くと原始的なイメージになりますが、本当に日本の便利さとちょっとかけ離れた生活。
ドイツで生活していた時、現地でクリスマスを過ごす時などを含めると、約6,7回経験していますが、日本とはクリスマスの捉え方が違い、ドイツではクリスマスが来るのを一日一日楽しみに待つという感じがしています。
少しでも現地のクリスマスを味わえる
DVD「Meine Freundin Conni」
どちらが良い悪いではなく、現地でしか味わえない経験がそれぞれにあって、それを日本に居ながら100%味わうことは難しい。
ですが、現地の子がドイツでの生活が少し覗ける機会があればいいと思い、探したのがDVD「Meine Freundin Conni」シリーズ。
Conni(コニー)はドイツで親しまれている
女の子のキャラクター
「Meine Freundin Conni」のConniちゃんは、赤いボーダーのトップスにデニムがトレードマークの女の子。
Conniちゃんは、女の子ですが、フェミニンな女の子というよりはアクティヴな女の子なので、男女問わず受け入れられると思います。DVDシリーズは全て持っていますが、ドイツ語が聞き取りやすく、我が家もよく見ています。
DVD[Meine Freundin Conni – Conni und der große Schnee]@ドイツamazon
DVDには4トピックほどの内容が1枚に収められていて、主に就学前後のお子さんにはピッタリです。
内容は様々ですが、
季節ものでしたら、ランタン祭り、オースターの準備、カーニバル、保育園でのお泊まり、もちろんクリスマスの準備についても。
その他には、日常的な内容では、コニーちゃんがデパートで迷子になったり、歯医者さんに行く、サッカーをしたり、お友達と喧嘩をしたり。
普段の生活、子どもの目線での内容が充実しています。
日本に居ながら、ドイツの生活30%(低い?)は味わえるのではないでしょうか。
ですが、それくらい日本とドイツの生活は良くも悪くも違い多いです。
だからこそ、良い面を共有して吸収出来たら良いですよね!