数字/さんすう

今からでも遅くない?数字すき!を育てるお散歩

数字に興味がある

いつも気づくと、足し算をしている上の子。

最近では、トイレから出るなり、

上の子:「9」と「4」と「3」は「16」だね!
私:はて?トイレで何があったの?

上の子:私の手を引っ張って、トイレに連れていき
これを足し算(数えた)したの!

ボタン内の水量を表す◯

私:…お!トイレの流す時の水分量を示す数字だね!

このように、常に数を見ると足し算をしています。

 

どうして、このような発想になったのか。

考えられることは、子どもとお散歩する時、特にドイツに住んでいた頃は、森や自然が多い場所(都心から離れた田舎街)に住んでいました。

上の子は、まだ小さかったので、言葉が話せない年頃でしたが
私は話がしたくて、よく目に入ったものは、言葉にしていました。

最初は、色に始まり、◯◯のお花だね!とか、車だね。赤い自転車が停まっているね!とか。だんだん、代わり映えしなくなって来たので、目に止まる標識の数字や道路に停まっている車のナンバーを復唱していました。

ただ、その時はそこまで数字には興味を持っていませんでした。
むしろ、文字で見る「数字」と「数」が結びつくのは、それから約2年後くらいかかりました。

ですが、「数字」の認識はしていたのです。主に、日本語で。

 

ドイツ語と日本語。数字と数。

我が家は、「母親の私は日本語。夫がドイツ語。」で対応しています。
住んでいた場所がドイツでも、母親との時間が基本的に長いので日本語の方が優勢でした。ですので、自然と、日本語で数字を認識していきました。

 

ドイツ語は『半同時に』徐々に。

ドイツ語の数字は、夫が仕事で忙しいので、保育園とご両親と過ごす時間に認識していたように思います。

毎週末、夫のご両親と一緒の時間を過ごしていて気づいたのは、遊びながらドイツ語の数を繰り返していたことです。

義母は、とても丁寧に子ども相手をしてくれます。
クッキーを与える時にも、数を数えながら渡し、公園でブランコに乗った時もブランコを押しながらゆっくり数えていました。

上の子も、繰り返すように数字を数えていました。

保育園のサポートもありますが、家族との時間は『学び』により有効に感じた出来事です。

 

「数字」と「数」を認識させるには

数字は数えられる。ただ、「数字」を「数」が結びつかない。
そんな時は、現物のものを使うに限る!

現物のものとは、飴玉の個数でも、ポテトの本数でも、おもちゃの自動車の台数でも。
子どもが興味のあるもので、食べている時、遊んでいる時に。

その時に、数えられても、数字が結びつかないことが多いので、「数字カード」があると便利です。

数字カードは、トランプカードでも代用可能

トランプには、数字と数が同時に描かれているので、手軽に1〜10までの数字と数を照らし合わせられます。
もちろん。市販の数字カードや手作りの数字カードでも、照らし合わせは可能です。

あとは、数字の絵本。
数字の絵本は、10までの数がさまざまなモチーフで描かれているので、子どもも楽しんで数字と触れ合えます。

お勧め『数』に関する絵本

『100かいだてのいえ』4シリーズ

地上の家、地下の家、空の家、海の家と4種類の家には、
1
から100階までお部屋があり、1〜100までの数を物語の中で楽しみながら数えられます。
それぞれの階の部屋のイラストやお話が可愛く、また細やかに描かれていて色んな角度から楽しめる絵本です。大判とミニサイズ版があり、ミニサイズ版は移動の際、持ち運び絵本ととしても重宝すると思います。